図のグラフを表す関数は,頂点が
軸上の正の部分にある上に凸の2次関数である.この関数を式で表すと
,
,
・・・・・・(1)
となる.(1)を
で微分すると
・・・・・・(2)
となる.(2)は小球の速度を表す式になる.
(2)をさらに
で微分すると
・・・・・・(3)
となる.(3)は小球の加速度を表す式になる.
選択肢の1から6までのどれが,(2),(3)に当てはまるかどうかを順に検討する.
- (2)に対応するが,右辺が
の1次関数ではなく定数であるので,当てはまらない.
- (3)に対応すが,右辺が定数ではなく
の1次関数になっているので,当てはまらない.
- (3)に対応するが,右辺が定数ではなく
の1次関数になっているので,当てはまらない.
- (2)に対応するが,右辺が
の1次関数ではなく定数であるので,当てはまらない.
- (3)に対応する.右辺が
で負の定数である.(3)の右辺も
の負の定数となり一致するので,当てはる.
- (3)に対応するが,右辺が定数ではなく
の1次関数になっているので,当てはまらない.
以上より,答えは5となる.