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フレミングの左手の法則 (Fleming's left hand rule)とは,磁場(磁界) (磁束密度 )中で,磁場に垂直に置かれた導線に電流 を流した際,導線が磁場から受ける力 の向きを求めるときに用いる法則である.左手の親指,人差し指,中指を互いに直角に開き,人差し指を磁場 (磁束密度 )の向き,中指を電流 の向きに合わせると,親指の向きが,電流の流れている導線が磁場から受ける力 の向きとなる.
磁場と力の向きが分かっているときに電流の向きを求めたり,電流と力の向きが分かっているときに磁場の向きを求めることにも使える.
覚え方としては,中指が「電流」,人差し指が「磁場」,親指が「力」の方向を示すので,中指から順番に「電・磁・力」と覚えるとよい.
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学生スタッフ作成
2024年2月2日