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空気抵抗空気中を運動する物体には,物体の運動を妨げる向きに, 空気抵抗がはたらく.空気抵抗は,物体が球で変形せず,物体の速さv〔m/s〕 があまり大きくないとき, v〔m/s〕 に比例するので,比例定数k〔kg/s〕 を用いて,空気抵抗の大きさf〔N〕 は f=kv で表される. 物体の質量を m〔kg〕 ,加速度を a〔m/s2〕 ,空気抵抗の大きさを f〔N〕 とすると,物体の運動方程式は次式で表される. ma=mg−f 物体が落下し物体の速さが増すとともに空気抵抗
f〔N〕
の大きさが増し,加速度
a〔m/s2〕
が減少する.やがて空気抵抗が重力とつり合うと,加速度は0 つり合い条件は kvf=mg より,終端速度は vf=mgk となる.(下図)
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