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平面上の速度速度のページでは,直線上を運動する物体の速度の説明をした.このページでは,平面上の速度(Velocity on a plane)について説明する. 平面上を運動する物体の速度は,大きさと向きの両方をもつためベクトル量(Vector quantity)である.よって,速度ベクトル は, 方向, 方向のそれぞれの成分を用いて, と表すことができ,速度の大きさ が速さを表す. 平面上を運動する物体の,時刻 での位置を , ,時刻 での位置を , とする. , , とおくと, 平均の速度(Average velocity)は
で表される.
上の平均の速度の式において, を に限りなく近づける,つまり を限りなくゼロに近づけると, は時刻 における速度(瞬間の速度)(Velocity of the moment)は
となる.したがって,任意の時刻 における速度(瞬間の速度)は,
で与えられる. ホーム>>物理>>第1編 力と運動>>第2章 平面上の運動と放物運動>>平面上の速度 学生スタッフ作成 2018年3月1日 |