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剛体のつり合い条件(1次元)剛体にはたらく力のつり合いでは,並進運動しないための条件である「物体にはたらく力の和 」に加えて,回転し始めないための条件である「力のモーメント の和 」が必要である.つまり,剛体のつり合いの条件 は次のようになる. (1)力の和が (並進運動し始めない条件)
(2)任意の点のまわりの力のモーメントの和が (回転運動し始めない条件) 例として,下図において剛体が点Oのまわりで回転しないとする.剛体にはたらく力の大きさを , , とすると, , , となるので,つり合いの条件の(2)は, と表される. また,剛体のつり合いの条件が成立しているときは,O点だけでなく,他のどの点のまわりにおいても,この式は成り立つ. ホーム>>物理>>第1編 力と運動>>第1章 剛体>>剛体のつり合い条件(1次元) 初版:2004年7月6日,最終更新日: 2016年4月27日 |