等差数列の初項と公差

■問題

第4項が18,第9項が43である等差数列の初項と公差を求めよ.

■答

初項 a 1 =3 ,公差 d=5

■ヒント

等差数列の一般項の公式

a n = a 1 +( n1 )d  (ただし, a 1 は初項, d は公差)

を用いる.

■解き方

初項を a 1 ,公差を d ,一般項を a n とすると,等差数列の一般項の公式より

a n = a 1 +( n1 )d

となる.

a 4 =18 より

a 4 = a 1 +3d=18  ・・・・・・(1)

a 9 =43 より

a 9 = a 1 +8d=43  ・・・・・・(2)

(1),(2)を連立させて a 1 d について解く

(2)-(1)より

5d=25 d=5  ・・・・・・(3)

(3)を(1)に代入することにより

a 1 +35=18 a 1 =3  ・・・・・・(4)

となる.

したがって,初項 a 1 =3 ,公差 d=5 である.


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学生スタッフ
最終更新日:2024年5月28日