等差数列の応用

■問題

1000 以下の整数のうちの, 3 で割り切れる数の和を求めよ.

■答

S=166833

■ヒント

始めに項数を求める.題意から,初項,公差を導き,等差数列に当てはめて考える.

題意から導いた数列の和は,等差数列の和の公式

S n = n( a 1 + a n ) 2

を用いて求める.

■解き方

1000÷3=333.33

よって,項数 n=333 ,末項 333×3=999

与えられた等差数列は,初項 a 1 = 3 ,末項 a 333 =999 ,公差 d=3 の等差数列

3,6,9,,999

の和である.項数は n= 333 であるから,初項から第333項までの和 S 333 は,等差数列の和の公式

S n = n( a 1 + a n ) 2 = 1 2 n( a 1 + a n )

より

S= S 333 = 1 2 ×333×( 3+999 ) =166833

 

ホーム>>カテゴリー分類>>数列>>問題演習>>等差数列の応用

学生スタッフ
最終更新日: 2024年5月28日