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| 応用分野:全微分の定義,置換積分法, |
関数
において,変数
の微小の増分
に対して,
を
の微分といい,
で表す.
・・・・・・(1)
変数 の微小の増分
, 変数
の微小の増分
に対応する
の微小の増分
,
の微分
,
の微分
の関係を右図に示す.
の値が小さくなるにしたがって,
の値は1に近づく.
すなわち,
と
が等しくなる.
また,重要な関係式として,
・・・・・・(2)
がある.
は独立変数なので
をそのまま対応させる関数
とすることにより
の微分
について考えてみる.
という関数においては,
となるので(1)より,
・・・・・・(3)
となる.さらに
より
となるので(3)は,
・・・・・・(4)
となる.すなわち,
変数
の微分
は変数
の微小の増分
のことである.
(1),(4)より,
・・・・・・(5)
となる.また,
より,
・・・・・・(2)
となる.
また,
なので(5)より,
・・・・・・(6)
と表すことができる.
ここで示した,,
,
,
を微分形式という.
最終更新日: 2025年4月25日