2変数関数 が領域 の で全微分可能であれば,
・・・・・・(1)
(ただし, ならば )
と表わすことができる.
の変化が微小で,それそれ , と表わせるとき(微分形式を参照), (1)の右辺の の値は,右辺の他の部分 の値に比べ微小となり,右辺の値は が主要なものとなる.
この の を , を に置き換えた ものを の における全微分といい
または,
で表わす.すなわち,
となる.
の における全微分は,
【参考文献】 水野克彦 「基礎課程 解析学」,学術図書出版
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最終更新日: 2025年5月30日