実対称行列の対角化
■定理
実対称行列
は適当な直交行列
により対角化可能である.
■証明
次正方行列は,適当な直交行列
により三角化できる(定理)ことより
・・・・・・(1)
が成り立つ.
(∵
が直交行列なので,
.
が実対称行列なので,
)
より,
は実対称行列である.
すなわち,
は上三角行列で実対称行列である.この両方を満たすのは対角行列である.なぜなら,
で上三角の条件から
なら
成分が
、対称性から
成分も0になるので,結局,すべての非対角成分がになる.
したがって,(1)は
となる.
ホーム>>カテゴリー分類>>行列>>線形代数>>実対称行列の性質>>実対称行列の対角化
最終更新日:2026年6月30日