
軸も取り入れた座標空間として考えると, 斜線部の平行四辺形の面積は, と の外積の大きさ と等しい.
行列式を用いて外積の計算をすると
の方向は軸と逆方向であるので,行列式の値は負の値である.よって,
・・・・・・(1)
となる.(1)を以下のように変形する.
行列式の行または列の入れ替えの性質を利用して1行と2行を入れかえる.
行列式の転置の性質を利用して,行と列を入れかえる.
この行列式の値が斜線部の平行四辺形の面積となる.
また,2次の行列式の幾何学的な意味を参考にすると,斜線部の平行四辺形の面積は
となる.
よって,3が正解となる.