アンペールの法則(Ampere's Law)
ビオ・サバールの法則で与えられる磁場
・・・・・・(1)
・・・・・・(2)
について,
を計算する.ここで,
は磁場
のベクトルポテンシャルであり,
は電流密度である.
ベクトル解析の公式
を用いると,
・・・・・・(3)
ここで,
である.(3)式の右辺第1項は,
・・・・・・(4)
であるが,この式の右辺第1項で,
の関係が成り立つことに注意すれば,
・・・・・・(5)
と計算できる.(4)式の右辺第2,3項についても同様にすれば,
・・・・・・(6)
を得る.ここで
であり,
の添え字はこの微分演算子がベクトル
にのみ作用することを明示している.
(6)式の右辺第1項について、積分する空間領域の表面を
としてガウスの定理を用いると,
・・・・・・(7)
と書ける.電流密度が空間の有限領域にのみ存在していると考えれば,積分領域を十分広く取ることで(7)式はゼロになる.また,(6)式の右辺第2項は定常電流に対する電荷保存則によりゼロとなる.したがって,(3)式は
・・・・・・(8)
となる.(8)式において、関係式
・・・・・・(9)
を用いれば、
・・・・・・(10)
が得られる.(10)式を微分形のアンペールの法則という.
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学生スタッフ作成
2026年1月14日