次の微分方程式の一般解を求めなさい.
y ″ − y ′ −2y=18x e 2x
y=( 3 x 2 −2x ) e 2x + c 2 e 2x + c 1 e −x
(ただし c 1 , c 2 は任意定数)
まず,特性方程式を立てると
t 2 −t−2=0
となる.
次に,非同次項が 18x e 2x なので与式の特殊解の一つ y p は
y p =( K 2 x 2 + K 1 x ) e 2x
の形とする.
( t−2 )( t+1 )=0
t=2,−1
よって一般解は
y= c 2 e 2x + c 1 e −x , c 1 , c 2 は任意定数
(定数係数線形同次微分方程式を参照)
次に,特殊解を解く
{ ( K 2 x 2 + K 1 x ) e 2x } ″ −{ ( K 2 x 2 + K 1 x ) e 2x } ′ −2{ ( K 2 x 2 + K 1 x ) e 2x } =18x e 2x
2 K 2 e 2x +6 K 2 x e 2x +3 K 1 e 2x =18x e 2x
{ 6 K 2 =18 2 K 2 +3 K 1 =0
K 2 =3 , K 1 =−2
よって
y p =( 3 x 2 −2x ) e 2x
以上より
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最終更新日: 2023年6月20日