次の問題を微分せよ.
y= 2x+3
y ′ = 1 2x+3
基本となる関数の導関数
f ′ ( x )= ( x a ) ′ =a x a−1
( a は実数)
の公式を用いる.
(計算しやすいよう, 2x+3 の累乗根を指数を用いた形に変換)
= ( 2x+3 ) 1 2
( 2x+3 = ( 2x+3 ) 1 2 は指数が有理数の場合を参照)
次に
y= u , u=2x+3
と置き,合成関数の微分をする.
d y d u = 1 2 u − 1 2 = 1 2 u
d u d x = d d x ( 2 x + 3 ) = 2
d y d x = d y d u · d u d x より
dy dx = 1 2 u ·2 = 1 u = 1 2 x + 3
y= 2x+3 を y = f ( x ) = x , g ( x ) = 2 x + 3 と考えると, y = f ( g ( x ) ) となる合成関数になる.
合成関数の導関数 y ′ = f ′ ( g ( x ) ) ⋅ g ′ ( x ) より
y ′ = 1 2 ( 2 x + 3 ) 1 2 ⋅ 2 = 1 2 x + 3
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最終更新日: 2024年5月13日