次のベクトルの組は1次独立か,1次従属かを調べよ.
1 3 , − 3 9 ∈ R 2
c 1 1 3 + c 2 −3 9 =0 ・・・・・・(1)
とおくと.
c 1 − 3 c 2 = 0 3 c 1 + 9 c 2 = 0
となる連立方程式が得られる.これを行列で表すと
1 − 3 3 9 c 1 c 2 = 0 0
となる.
1 − 3 3 9 = 18 ≠ 0
であるからクラメルの公式を用いて, c 1 , c 2 を求める.
c 1 = 1 18 0 − 3 0 9 = 0 , c 2 = 1 18 1 0 3 0 = 0
よって,(1)が成り立つためには
c 1 = c 2 =0
となる.したがって,1次独立である.
ホーム>>カテゴリー分類>>行列>>線形代数>>線形代数に関する問題>>行列式に関する問題>>問題
作成:学生スタッフ
最終更新日: 2023年10月11日