次の問題を積分せよ(定積分).
∫ −3 0 1 x 2 +16 dx
log2
定積分の基本式より
∫ a b f( x )dx= [ F( x ) ] a b =F( b )−F( a ) ・・・・・・(1)
基本となる関数の積分より
∫ 1 x 2 + A d x = log | x + x 2 + A | + C ( Cは積分定数) ・・・・・・(2)
を用いる.
あらかじめ, ∫ 1 x 2 +16 dx を求めておく.
ヒントの式(2)より
∫ 1 x 2 +16 dx =log| x+ x 2 +16 |+C
(これが 1 x 2 +16 の原始関数である)
よって,(1)より
∫ −3 0 1 x 2 +16 dx = [ log| x+ x 2 +16 | ] −3 0
となる.
=log| 0+ 0+16 | −log| −3+ 9+16 |
=log| 16 |−log| −3+ 25 |
=log4−log2
=log 4 2
( log4−log2=log 4 2 については,対数計算の基本を参照 )
=log2
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最終更新日: 2023年11月23日