対数不等式の問題
■問題
次の対数不等式を解け.
■答
■計算
対数の底の数がより
真数条件がより
■解説
最初に,真数条件より
すなわち
次に与式を変形し,不等式の左辺と右辺が同じ底の対数になるようにする.
与式の対数が複数あり,底の値が同じでない.まず,対数の底を統一するために底の変換公式を用いる.
の公式にあてはめると
次により
即ち,与式は
(変形部部を右辺に移項すると)
再度,公式
,
を用いて
これで底の値を統一させることができた.
底の値2は2>1である.即ち,このグラフは単調増加であるので,対数の大小関係と,真数の大小関係は変化しない.
(分母分子に
を乗じて,有理化する.)
最初に求めた真数条件は,であるので,求めるの範囲は
となる.
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作成:学生スタッフ
最終更新日:
2023年11月28日