次の指数不等式を解け.
両辺が同じ底の形になるように,両辺に底が の対数を取る.ここで,底は より大きいので対数をとっても不等号の向きは変わらないことに注意する.
あとは, について不等式を解けばよい.
両辺が同じ底の形になるように,両辺に底が の対数を取る.ここで,底は より大きいので対数をとっても不等号の向きは変わらないことに注意する.
対数の性質より,左辺の真数の指数部分を対数の係数として前に出すと
対数の性質より,右辺の式を和を用いた形にすると
上記と同様にして,右辺の真数の指数部分を対数の係数として前に出すと
および より,右辺を式変形すると
与式を について解くと
となる.
別解として,与式の両辺を指数を用いた形にする.
指数法則より,右辺を計算すると
底のはより大である.よって,指数同士を比較すると
となる.上記の不等式を について解いて
としてもよい.
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作成:学生スタッフ
最終更新日: 2025年11月10日