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関数
が
のある区間で2次導関数
をもつとする.この区間で
であれば,
の増加に伴い,
は増加していく,つまり接線の傾きが増加していくので,この区間におけるグラフは 下に凸 の形になる.この区間で
であれば,
の増加に伴い,接線の傾きは減少していくので,この区間におけるグラフは 上に凸 の形になる.
したがって,グラフの凹凸を知るためには,
の符号を調べればよいということが分かる.また,グラフの凹凸が変わる点では,
となっている(変曲点).
下に凸のことを上に凹,上に凸のことを下に凹ともいい,一般にある区間で下に凸のグラフとなる関数を凸関数,上に凸(下に凹)のグラフとなる関数を凹関数と呼ぶ.
第2次導関数の増減表では,グラフの曲線の曲がり方も含めた矢印 , , , を使う.
最終更新日:2025年7月1日