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関数
が区間
で微分可能であれば導関数
が存在する.導関数
は関数
と同様に
の関数であるので微分可能性を検討することができる.区間
で導関数
が微分可能ならば,関数
は,区間
で2回微分可能であるといい,関数
の導関数のことを第2次導関数といい
であらわす.同様に考え,関数
が区間
で
回微分可能であれば,第
次導関数が存在する.このような2次以上の導関数のことを高次導関数(Higher Derivatives)という.
高次の導関数は,表記の仕方が複数通りある.その主なものを以下に示す.
関数
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
4次以上の導関数では,ダッシュ「´」ではなく()の中に数字を書いたものを
,
の右上につけて導関数の次数を表す.
,
,
,
,
2次導関数は,関数の凹凸や変曲点を調べるのに使われる.高次の導関数は,テイラー展開,マクローリン展開などで使われる.
最終更新日:2025年4月22日