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complex number derivation integration probability matrix others

関数が減少する場合の微分係数の値

関数  が減少している区間では,微分係数  は

 

となる.

■証明

関数  が減少している区間の任意の2つの数 において,  のとき

 

であるので

 ,

となる.

よって,  の値がから に変化したときの平均変化率の値は

となる.

に限りなく近づけると,平均変化率の値は,関数  の における微分係数となる.式で表すと

 

となる.

一方, に限りなく近づけても, ならば  の関係は保たれる.

よって

 

が成り立つ.関数が減少している区間の任意の数 で置き換えてもよい.

したがって,関数  が減少している区間では,微分係数  は

 

が成り立つ.


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最終更新日: 2023年5月30日