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線形単回帰における「変動の分解」

データNo. データ
(説明変数)
データ
(目的変数)
1
2
3

のデータの組が 個あるとする. このデータから求められる線形単回帰式

・・・・・・(1)

ただし,

で表されるとする.

備考説明変数の実際の値,目的変数の実際の値, を予測値(回帰式より求めた値), 残差とし.これらの平均値 で表わす.

目的変数 分散 ・・・・・・(2)

予測値分散 ・・・・・・(3)

残差 分散 ・・・・・・(4)

ただし

 ・・・・・・(5)

 ・・・・・・(6)

 ・・・・・・(7)

 ・・・・・・(8)

 ・・・・・・(9)

とおくと

 ・・・・・・(10)

が成り立つ.(10)の両辺を倍すると,(2) ,(3),(4)より

 ・・・・・・(11)

備考: (証明の(19)(20)を参照のこと)

の関係が得られる.

全変動,あるいは,全平方和(以下,TSSと表記)

回帰変動,あるいは,回帰平方和(以下,SSRと表記)

残差変動,あるいは,残差平方和(以下,SSEと表記)

(11)を書き替えると

全変動(TSS)=回帰変動(SSR)+残差変動(SSE) ・・・・・・(12)

のような表現もある.(11),(12)の関係を変動の分解という.

■証明

(1)が線形単回帰式より

 ・・・・・・(13)

 ・・・・・・(14)

ただし

 ・・・・・・(15)

 ・・・・・・(16)

 ・・・・・・(17)

である.

とおくと,(6),(8),(17)より

 ・・・・・・(18)

となる.

(18)に(14)を代入すると

 ・・・・・・(19)

(7),(9),(19)より

 ・・・・・・(20)

となる.

(2)と(9)より

 ・・・・・・(21)

第1項 について

(19),(3)より

 ・・・・・・(22)

第2項 について

(8),(14)より

 ・・・・・・(23)

(9),(8),(14)より

 ・・・・・・(24)

(23),(24)を第2項に代入すると

(16),(15)より

(13)を代入すると

 ・・・・・・(25)

となる.

第3項 について

(20),(4)より

 ・・・・・・(26)

(22),(25),(26)より

となり,(10)が成り立つことが導かれた.

(10)の両辺を倍すると,(11)が得られる.

 

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 最終更新日: 2026年5月31日