写像 が1対1の写像であるとき, の要素 に対応する の要素を とすると,この対応関係において の写像 の値域 に含まれる の要素 に対応する の要素は ただ1つ定まる.したがって,この の要素 ( の要素) から の要素 への対応は写像と考えることができる.この写像を の逆写像といい
で表す.
逆写像の概念を図で示すと下図のようになる.
写像 のつぎに逆写像 を行う合成写像 によって, の要素 の像は,自分自身になる.式で示すと
となる.
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最終更新日 2025年1月21日