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次の関係で定義される陰関数
について
を求めよ.
まず,より定義した
となる2変数関数
を
で微分する.その結果から
を求める.
与式を変形すると
となる.
とおく.
を
,
とする合成関数と考えて,これを
で微分すると
合成関数の偏導関数の公式を用いた.
よって
・・・・・・(1)
ここで
偏導関数の定義より,
を定数とみなして
で微分する.
・・・・・・(2)
偏導関数の定義より,
を定数とみなして
で微分する.
・・・・・・(3)
(1)に(2),(3)を代入すると
・・・・・・(4)
となる.
・・・・・・(5)
とおく.
を
,
とする合成関数と考えて,これを
で微分する.このとき合成関数の偏導関数の公式を用いる.
・・・・・・(6)
ここで
(5)を代入する.
偏導関数の定義より,
を定数とみなして
で微分する.
関数の積の微分の公式を用いる.
の微分の公式を用いる.
・・・・・・(7)
偏導関数の定義より,
を定数とみなして
で微分する.
関数の積の微分の公式を用いる.
の微分の公式を用いる.
・・・・・・(8)
(6)に(7),(8),(4)を代入する.
の関係から
の両辺を
で微分する.
より
・・・・・・(9)
(9)を
について解く.
・・・・・・(10)
(9)を
さらに
で微分する.
・・・・・・(11)
(11)を
について解く.
・・・・・・(12)
(12)に(10)を代入する.
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学生スタッフ作成
最終更新日: 2023年9月15日