| ||||||||||||
|
2次関数
のグラフを原点を中心に
軸方向に
倍,
軸方向に
倍したグラフを表す関数を求めよ.
関数
のグラフを原点を中心として
軸方向に
倍 ,
軸方向に
倍 したグラフを表す関数は
・・・・・・(1)
となる(グラフの拡大を参照).今回は
,
に対応する.よって
を
,
・・・・・・(2)
に書き換えて
・・・・・・(3)
となる.これが求める関数である.
上の点
を原点を中心に
軸方向に
倍,
軸方向に
倍したものを点
とし,点
,
の座標をそれぞれ
,
とすると
・・・・・・(4)
の関係がある.これは点
を点
の座標の値を用いて表しているが,逆に点
の座標を,点
の座標の値
,
を使って表すと
・・・・・・(5)
となる.(5)は上記の(2)に対応する.
点
は
上の点であるので
・・・・・・(6)
の関係がある.この(6)の
と
に(5)の関係を代入すると
・・・・・・(7)
が得られる.(7)は
と
の関係を表している.すなわち,この(7)が
のグラフを原点を中心に
軸方向に
倍,
軸方向に
倍したグラフを表す関数である.
ホーム>>カテゴリー分類>>関数>>関数の演習問題>>グラフの移動に関する問題>>2次関数のグラフの拡大に関する問題
最終更新日:2025年4月18日