演習問題

吊るされた棒

長さ L の一様な棒(質量 M )を図のように軽い糸で棒の端から x のところで 吊り下げた.棒の重力を W ,棒の傾き角を θ ,重力加速度の大きさを g とする.糸の張力 S および床が棒に及ぼす抗力 R の大きさを求めよ.

(ヒント:力のつり合いおよび棒の下端まわりの 力のモーメントのつり合い条件を考えよ.)


立てかけられた棒

図のように,長さ 4.0m ,質量 5.0kg の一様な棒を壁に斜めに立てかけた.重力 W は棒の重心 G に作用する.このとき,床から受ける垂直抗力 R1 と摩擦力 F ,および棒が壁から受ける垂直抗力 R2 の大きさを求めよ.ただし,壁と棒の間に摩擦力は無いものとし,重力加速度の大きさを g=9.8 m/s2 とする.

(ヒント:力のつり合いの条件と棒の下端まわりの力のモーメント のつり合い条件を考えよ.一様な棒の重心 G は棒の長さの半分の距離の位置である.)


回転しながら落下する円板

M[ kg ] ,半径 R[ m ] の一様な円板のまわりに軽い糸を巻きつけ,糸の他端を天井に固定し,円板を鉛直下向きに落下させた.
この糸が円板を引く張力の大きさを S[ N ] , 重力加速度の大きさを g[ m/s 2 ] とする.円板の角加速度は一定で 1.5 rad/s 2 ,時刻 0s で円板は回転していなかった(初期角速度 0rad/s ).また,空気抵抗は無視できるものとする.