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が存在するとき,次式が成り立つ.
上記の性質を証明するには,ε-δ論法による極限の定義を使うことになるので,ε-δ論法による極限の定義を以下に述べる
となるならば,これを
とかき, 引用元:田島一郎,イプシロン・デルタ.共立出版,1978年,p2 |
より,
は
に限りなく近づいた値も含まれることになる.このときでも
が成り立たなければならない.また,
は任意の正数なので,
は
に限りなく近い場合も含まれる.この場合,
は限りなく
に近づくことになる.
よって
のすべての
について
となる
という表現と
のとき
あるいは
は,同じことである.
最終更新日 2023年12月19日