2次関数 のグラフは, のグラフをどのように拡大した後,平行移動したかを答えよ.
のグラフは
のグラフを原点を中心として, 軸方向に2倍した(拡大した)後, 軸方向に2, 軸方向に3平行移動したもの
である.
あるいは
のグラフは, のグラフを原点を中心として, 軸方向に 倍 した(拡大した)後, 軸方向に2, 軸方向に3平行移動したもの
である.
関数 のグラフを原点を中心として, 軸方向に 倍 , 軸方向に 倍 した後, 軸方向に , 軸方向に 平行移動(移動距離は軸の正の方向を正とする)した
・・・・・・・(1)
の形に, の式を変形するとよい.
方針に従っての式を以下のように変形する.
まず,平方完成する.
の係数2で の項と の項をくくる.
の係数,とおく
( )の部分が になるように、( ) の中に を加え,( ) の外で を引き、差し引き0にする。
次に,(1)の形になるように,式を変形していく.
・・・・・・(2)
となる.(2)は次のようにも変形できる.
・・・・・・(3)
(2)より, のグラフは
のグラフを原点を中心として
軸方向に2倍 した(拡大した)後, 軸方向に2, 軸方向に3平行移動したもの
である.
(3)より, のグラフは
のグラフを原点を中心として
軸方向に
倍 した(拡大した)後, 軸方向に2, 軸方向に3平行移動したもの
である.
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最終更新日: 2024年9月13日