直線の方程式の問題

直線の方程式の問題

■問題

2つの平面 x + y + z = 6 , x − y + 5 z = 4 が交わることによって生じる直線(交線)の方程式を求めよ.

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■答

x − 5 − 3 = y − 1 2 = z

■ヒント

例えば, z = t とおいて,2つの平面の方程式を連立方程させて, x と y をそれぞれ t の関数として表す.この結果を用いる.

■解説

交線上の点 ( x , y , z ) は両方の平面上の点であるから  

x + y + z = 6 ・・・・・・(1)

x − y + 5 z = 4 ・・・・・・(2)

を同時にみたしている.よって,(1)と(2)を連立させることにより,直線の方程式を求める.

(1)+(2)より

2 x + 6 z = 10 , 2 x = 10 − 6 z , x = − 3 z + 5   ・・・・・・(3)

(1)-(2)より

2 y − 4 z = 2 , 2 y = 4 z + 2 , y = 2 z + 1   ・・・・・・(4)

となる.ここで z = t とおくことで 

( x , y , z ) = ( − 3 t + 5 , 2 t + 1 , t ) = ( 5 , 1 , 0 ) + t ( − 3 , 2 , 1 )   ・・・・・・(5)  

となる媒介変数を用いた直線の方程式が得られる.(5)より

x=−3t+5 y=2t+1 z=t

となり

t= x−5 −3 = y−1 2 =z

となる.よって求める直線の方程式は 

x − 5 − 3 = y − 1 2 = z   ・・・・・・(6)

となる.

備考:この直線は,点 5,1,0 を通り,方向ベクトルが −3,2,1 の直線である.

●別解

x=t   ・・・・・・(7)

とおくと,(1),(2)より

t+y+z=6   ・・・・・・(8)

t−y+5z=4   ・・・・・・(9)

が得られる.(8)+(9)より

2t+6z=10

t=−3z+5= z− 5 3 − 1 3   ・・・・・・(10)

(8)×5-(9)より

4t+6y=26

t=− 3 2 y+ 13 2 = y− 13 3 − 2 3   ・・・・・・(11)

となる.

(7),(10),(11)より

x= y− 13 3 − 2 3 = z− 5 3 − 1 3   ・・・・・・(12)

となる直線の方程式が得られる.この直線の方程式は.点 0, 13 3 , 5 3 を通り,方向ベクトルが 1,− 2 3 ,− 1 3 の直線を表す.

(6)と(12)は,異なっているが,同値である.

そのことを確かめる.

(12)の各辺に − 1 3 を掛ける.

− 1 3 x=− 1 3 ⋅ y− 13 3 − 2 3 =− 1 3 ⋅ z− 5 3 − 1 3

x −3 = y− 13 3 2 =z− 5 3

さらに,各辺に 5 3 を加える.

x −3 + 5 3 = y− 13 3 2 + 5 3 =z

x−5 −3 = y−1 2 =z

となり,(12)を式変形すると(6)と一致する.

このように直線の方程式の書き方は一通りではない.

■3Dグラフ

青色の平面: x + y + z = 6

赤色の平面: x − y + 5 z = 4

黒色の直線(2つの平面の交線: x − 5 − 3 = y − 1 2 = z

 

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学生スタッフ
最終更新日: 2026年2月6日