楕円 x 2 a 2 + y 2 b 2 =1 の周上の点P ( x 0 , y 0 ) における接線の方程式は
x 0 x a 2 + y 0 y b 2 =1
である.
楕円の方程式
x 2 a 2 + y 2 b 2 =1
の両辺を x で微分すると
2x a 2 + 2y b 2 ⋅ dy dx =0
となり, dy dx について整理すると
dy dx =− b 2 x a 2 y
よって,P点での傾きは, − b 2 x a 2 y となる. 以上より,点Pにおける接線の方程式は
y− y 0 =− b 2 x 0 a 2 y 0 ( x− x 0 )
となるる.この接線の方程式を更に以下のように変形する.
まず,両辺に y 0 b 2 を掛けて
y 0 b 2 ( y− y 0 )=− x 0 a 2 ( x− x 0 )
x 0 x a 2 + y 0 y b 2 = x 0 2 a 2 + y 0 2 b 2
x 0 2 a 2 + y 0 2 b 2 =1 より
となり,上で示した接線の方程式が得られた.
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最終更新日: 2023年5月30日
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