Loading [MathJax]/jax/element/mml/optable/MathOperators.js
関連するページを見るにはこのグラフ図を利用してください.
応用分野: 原始立方解

zn=αの解 

まず

zn=α  ・・・・・・(1)

の解を

α=r(cosθ+isinθ)     (r>0)  

とおくと

zk=nr(cosθ+2π·kn+isinθ+2π·kn)   (k=0,1,2,・・・・,n1)  ・・・・・・(2)

となる.

■導出計算

(1)の解を

z=R(cosφ+isinφ)  (R>0)  ・・・・・・(3)

とおく. ド・モアブルの定理より(1)は

  • Rn(cosnφ+isinnφ)

  • =r(cosθ+isinθ)  ・・・・・・(4)

(4)の両辺を比較することにより

Rn=r ・・・・・・(5)

cosnϕ=cosθ,sinnϕ=sinθ ・・・・・・(6)

R,rは正の実数であるから,(5)より

R=nr ・・・・・・(7)

(6)より

nϕ=θ+2π·k

 ・・・・・・(7)

z k = r n cos θ+2π·k n +isin θ+2π·k n  ・・・・・・(8)

ところが,(8)より z k+n = z k  となるので, k の値いは 0 1 2 ,・・・・・・, n1 となる.

よって解は求められた.

 

ホーム>>カテゴリー分類>>複素数 >> z n =α の解

最終更新日: 2023年2月25日

[ページトップ]

金沢工業大学

利用規約

google translate (English version)