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応用分野: 行列の和,差ケーリー・ハミルトンの定理行列の実数倍行列の積行列の和・差の具体例

行列の定義

数や文字を縦横に並べたものを行列という.

具体例

A=( 2 3 5 1 )  ,  B=( 2 3 9 5 4 7 )  ,  C=( 5 9 1 7 3 6 )  ,  D=( a b c d e f )  ,  E=( 1 2 3 )  ,  F=( 4 5 6 )  

行列内の数や文字をそれぞれ,行列の成分という.

行列の横の並びを,縦の並びをという.

横の並びを上から, 1 行, 2 行・・と表し,縦の並びを左から, 1 列, 2 列・・と表し,行数と列数が行列の成分と

一対一で対応する.

行列の成分には呼び方がある.

行列 A について, 1 1 列目の成分は ( 1,1 ) 成分, 2 2 列目の成分は ( 2,2 ) 成分などと表し,他の行列にも適用される.

行列は大文字 A , B などで表し,その成分を小文字で表すことが多い.

行列は,その行の数および列の数によって呼び方が決められている.

行列 A は, 2 2 列の行列( 2×2 行列)という.この場合は行の数と列の数が等しく,

2 次の正方行列とも呼ばれる. A 以外の行列の呼び方を以下に挙げていく.行列 B 2 3 列の行列( 2×3 行列),

行列 C 3 2 列の行列( 3×2 行列),行列 D は行列 B と同様に, 2 3 列の行列( 2×3 行列),

行列 E 1 3 列の行列( 1×2 行列),行列 F 3 1 列の行列( 3×1 行列)となる.

より一般的な説明は線形代数の定義のページを参照せよ.


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最終更新日: 2023年2月9日

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