離散型確率分布
離散型確率変数
について
により定まる関数
を確率変数
の確率関数(あるいは確率分布)という
■定理
の値をとる離散型確率変数
の確率関数を
とするとき,以下の式が成り立つ.
確率は以上の値になるので,上式が成り立つ.
-
各確率変数に対する確率の総和は
になる.
■事例
●事例1
サイコロを振った時の各目のでる確率を以下に示す.確率変数はサイコロの目の数とする.
,,,,,

●事例2
2つのサイコロを振った時の出た目の和を確率変数とする.
確率変数は
となる.各確率変数の値の場合の数(サイコロのでた目の組)を書き出すと
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
となる.よって,各確率変数の値の確率は
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となる.確率関数のグラフは以下の図のようになる.

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最終更新日:
2024年3月8日