|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
f(x)=Γ(n1+n22)Γ(n12)Γ(n22)(n1n2)n12xn12−1(1+n1n2x)−n1+n22 (x≧0; n1,n2=1,2,3,⋅⋅⋅)
をもつとき,Xは自由度 (n1,n2) の F分布 F(n1,n2) に従うという.確率変数Xが自由度(n1,n2) のF分布F(n1,n2) に従うとき
平均: E(X)=n2n2−2 (n2≧3)
分散: V(X)=2n2(n1+n2−2)n1(n2−2)2(n2−4) (n2≧5)
が成立する.
∫+∞afn1,n2(x)dx=∫1a0fn2,n1(x)dx
が成立する.確率変数X ,Y が互いに独立で,それぞれ自由度 n1 ,n2 のχ2 分布に従っているとき
F= Xn1 Yn2
は自由度(n1,n2) のF分布に従う.
X を自由度(n1,n2) のF分布に従う確率変数とする.α(0≦α≦1) に対して
P(X≧Fn1,n2(α))=α
とするとき
Fn1,n2(α)=1Fn2,n1(1−α)
が成立する.
右上のスライダーの○印を動かすことにより自由度 n1 , n2 を変更することができる.
F分布の理解を深めるための教材をマイクロソフトのExcelで作成しました.⇒Excel教材
最終更新日: 2024年5月10日