多変量正規分布
連続的な確率変数
,
,・・・,
の同時確率密度関数が
・・・・・・(1)
確率ベクトル
の成分
,
,・・・,
の実現値を
,
,・・・,
とする.
,
,
は
の平均ベクトルが
,分散共分散行列が
における同時確率密度関数であることを表す.
で与えられるとき,
は多変量正規分布
に従うという.
■導出
●前提条件
確率変数
,
,・・・,
は,互いに独立で
・・・・・・(2)
ただし,
とする.
,
,・・・,
から以下の式で確率変数の変換を行って確率変数
,
,・・・,
を作る.
・・・・・・(3)
ただし
-
|
・・・(4), |
-
|
・・・・・・(5) |
-
|
・・・(6), |
-
●
の確率密度関数の計算
まず,
の平均ベクトル
,分散共分散行列を求める.
・・・・・・(8)
・・・(9) とおくと
・・・・・・(10)
は
の共分散行列になる.
次に,
,
,・・・,
の同時確率密度関数
を求める.
の確率密度関数は(2)より
・・・・・・(11)
,
,・・・,
が互いに
独立より
・・・・・・(12)
となる.
,
,・・・,
の同時確率密度関数を
とする.
の領域
が(3)の変換によって
領域
に変換されたとする.
・・・・・・(13)
の関係より
・・・・・・(14)
・・・・・・(15) の関係式で変数変換をしている.
となる.(14)の左辺は重積分の計算より
・・・・・・(16)
となる.(14),(16)を比較すると
・・・・・・(17)
となる.一方
・・・・・・(18)
の関係がある.よって
・・・・・・(19)
となる.
を具体的に計算する.
・・・・・・(20)
(20)を(12)に代入すると
・・・・・・(21)
また
・・・・・・(22)
・・・・・・(23)
(21),(23)を(19)に代入すると
となる.左辺の
もベクトルを用いた
に書き直すと(1)の
が得られる.
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最終更新日:
2026年7月22日