離散型確率分布
離散型確率変数
について
により定まる関数
を確率変数
の確率関数(あるいは確率分布)という
■定理
の値をとる離散型確率変数
の確率関数を
とするとき,以下の式が成り立つ.
-
確率は
以上の値になるので,上式が成り立つ.
-
各確率変数
に対する確率の総和は
になる.
-
■事例
●事例1
サイコロを振った時の各目のでる確率を以下に示す.確率変数
はサイコロの目の数とする.
,
,
,
,
,

●事例2
2つのサイコロを振った時の出た目の和を確率変数
とする.
確率変数
は
となる.各確率変数
の値の場合の数(サイコロのでた目の組)を書き出すと
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
となる.よって,各確率変数
の値の確率は
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,
となる.確率関数のグラフは以下の図のようになる.

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最終更新日:
2025年4月27日