回帰係数の確率分布1(線形単回帰)
線形単回帰式(ここを参照)
の確率変数の
,
の確率分布は
となる.
【前提条件】
誤差はランダムに生じ,平均
の正規分布に従うと仮定する.式で表すと以下のようになる.
-
:誤差は正規分布に従い,その平均は
(
),
その分散は
(
),である.
-
のとき,
と
は互いに独立である(独立ならば無相関であるから,
のとき共分散
である(ここを参照)).
●参考
,
に変換した場合の確率分布⇒このページ
■導出
このページの(23)より,標本より求めた線形単回帰式の回帰係数
,
は
・・・(1)
・・・(2) ,
・・・(3),
・・・(4)
で表される.
(1)に(2),(3),(4)を代入し,このように計算すると
・・・・・・(5)
・・・・・・(6)
となる.
,
を,
を用いた式に書き換えるために,まず
・・・・・・(7)
(誤差を参照,
,
は母集団から求めた回帰係数であるので,
,
とは異なる.
)
・・・・・・(8)
(7),(8)を(6)に代入する.
・・・・・・(9)
次に,(8),(9)を(5)に代入する
・・・・・・(10)
(9),(10)を用いて,
,
をこのように計算すると
・・・・・・(11)
・・・・・・(12)
,
をこのように計算すると
・・・・・・(13)
・・・・・・(14)
正規分布の性質より,
が正規分布に従うことより,
,
も正規分布に従う.
(11),(14)より
(12),(13)より
となる.
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最終更新日:
2026年7月22日