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母集団からいくつかの標本を無作為に取り出し,これらの標本から,母平均,母分散などの母数を,ある一つの値として推定することを点推定という.
母集団から大きさn の標本X1 , X2 ・・・ Xn を取り出したときの未知の母数 θ の推定量
Θ=Θ(X1,X2,⋅⋅⋅,Xn) ・・・・・・(1)
を使って母数θ の点推定について説明する.
母集団から大きさn の標本X1 , X2 ・・・ Xn を取り出し,それそれの具体的な値(実現値)が x1 ,x2 ・・・ xnとすると
X1=x1 ,X2=x2 ・・・ Xn=xn ・・・・・・(2)
となり,(2)を(1)に代入して得られる
Θ(x1,x2,⋅⋅⋅,xn)=θ′
θ′ が推定量Θ の推定値となる.このように,推定量から具体的な推定値を求めることを点推定という.
最終更新日: 2024年6月4日