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次の問題を微分せよ.
y=7x3−x
y′=7x3−x(3x2−1)log7
指数関数の底をe に変換してから指数関数の微分の公式より,微分する.
(ax)′=(elogax)′=exloga |
の式を用いる.
そして,合成関数の微分の公式を利用して解く.
あるいは,対数微分法を用いる方法もある.
y=7x3−x =e(x3−x)log7
u=(x3−x)log7とおく.
y=eu
y′=dydu·dudx
=eu·(3x2−1)log7
=e(x3−x)log7·(3x2−1)log7
=7x3−x(3x2−1)log7
(∵e(x3−x)log7=elog7x3−x=7x3−x )
対数微分法を用いる.
y=7x3−x
の両辺の自然対数をとる.
logy=log7x3−x
logy=(x3−x)log7
両辺をx で微分する.
ddx(logy)=ddx{(x3−x)log7}
1y·dydx=(3x2−1)log7
dydx=y·(3x2−1)log7=7x3−xlog7
z=logy
とおく.
ddx(logy)=dzdx=dzdy⋅dydx=1y⋅dydx
z を
z=logy,y=7x3−x
の合成関数と考えている.
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最終更新日: 2023年10月9日