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y=√2x+4−3 のグラフは,y=√x のグラフをどのように拡大した後,平行移動したかを答えよ.
y=√2x+4−3 のグラフは
y=√x のグラフを原点を中心として
y 軸方向に√2
倍 した(拡大した)後,x 軸方向に-2,y 軸方向に-3平行移動したもの
である.
あるいは
y=√2x+4−3 のグラフは
y=√x のグラフを原点を中心として
x 軸方向に12 倍 した(拡大した)後,x 軸方向に-2,y 軸方向に-3平行移動したもの
である.
関数y=f(x) のグラフを原点を中心としてx 軸方向に c 倍 ,y 軸方向にd 倍 した後,x 軸方向にa ,y 軸方向にb 平行移動(移動距離は軸の正の方向を正とする)したグラフを表す関数は
y−bd=f(x−ac)
となる.よって,f(x)=√x ,すなわち,y=√x に適用すると
y−bd=√x−ac ・・・・・・・(1)
の形に,y=√2x+4−3 の式を変形するとよい.
方針に従ってy=√2x+4−3 の式を以下のように変形する.
y=√2x+4−3y+3=√2(x+2)
y−(−3)√2=√x−(−2)1 ・・・・・・(2)
となる.(2)は次のようにも変形できる.
y−(−3)1=√x−(−2)12 ・・・・・・(3)
(2)より,y=√2x+4−3 のグラフは
y=√x のグラフを原点を中心として,y 軸方向に√2 倍 した(拡大した)後,x 軸方向に-2,y 軸方向に-3平行移動したもの
である.
(3)より,y=√2x+4−3 のグラフは
y=√x のグラフを原点を中心として,x 軸方向に12 倍 した(拡大した)後,x 軸方向に-2,y 軸方向に-3平行移動したもの
である.
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最終更新日: 2024年9月13日