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次の数列の一般項 an を推測せよ.
12 ,34 ,56 ,78 ,910 ,⋅⋅⋅
an=2n−12n
分母と分子に分けて考えると等差数列となることを利用し,等差数列の一般項の公式より
an=a1+(n−1)d
を用いる.
与えられた数列の一般項 an を分子の一般項を a1n ,分母の一般項を a2n とおいて
an=a1na2n
と表し,分母と分子に分けて考えると
分子は,初項 1 で各項に 2 を加えた数字がその次の項になっている.
よって,初項 a1=1 ,公差 d=2 であるから,その一般項 a1n は等差数列の一般項の公式
an=a1+(n−1)d
より
a1n =1+(n−1)2=1+2n−2=2n−1
次に,分母は,初項 2 で各項に 2 を加えた数字がその次の項になっている.
よって,初項 a1=2 ,公差 d=2 であるから,その一般項 a2n は等差数列の一般項の公式
an=a1+(n−1)d
より
a2n =2+(n−1)2=2+2n−2=2n
以上より,数列全体の一般項 an は
an=a1na2n=2n−12n
となる.
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学生スタッフ
最終更新日:
2024年5月28日