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複素平面において,点
と点
の中点
を通り,点
と点
を結ぶ線分に垂直な直線の方程式
・・・・・・(1)
原点
と点
を結ぶ線分に垂直な直線の方程式
(
は実数
) ・・・・・・(2) ⇒ 解説
原点
と点
を結ぶ線分に平行な直線の方程式
(
は純虚数) ・・・・・・(3) ⇒ 解説
(2)の両辺に
をかけたも(
,
とおいている)
点
を通り原点
と点
を結ぶ線分に平行な直線の方程式
(
は媒介変数(実数)) ・・・・・・(4) ⇒ 解説
点
を通り原点
と点
を結ぶ線分に垂直な直線の方程式
(
は媒介変数(実数)) ・・・・・・(5) ⇒ 解説
点
と点
を通る直線の方程式
(
は媒介変数(実数)) ・・・・・・(6)
(4)にを代入したものになる
点
,点
はドラックすると動かすことができる.
原点
と点
を結ぶ線分に垂直な直線の方程式
(
は実数
)
を導く.
(1)の両辺を2乗する.
(∵
,ここを参照)
(ここを参照)
,
とおくと
となり,(2)が得られる.
(2)の直線は
,
とおく.ただし,
,
,
,
は実数とする.これらを(2)に代入し,以下のように式変形をする.
・・・・・・(9)
(9)は座標平面の直線の方程式の(2)の一般形の形になっている.
原点
と点
を結ぶ線分に平行な直線の方程式
(
は純虚数)
を導く.
(2)の両辺に
をかける.
・・・・・・(10)
を(10)に代入する.
,
とおくと
となり(3)が得られる.
(3)の直線は
,
,
とおく.ただし,
,
,
,
,
は実数とする.これらを(3)に代入し,以下のように式変形をする.
・・・・・・(11)
(11)は(9)と一致し,座標平面の直線の方程式の(2)の一般形の形になっている.
(
は媒介変数(実数))
(
は媒介変数(実数))
点
を通り原点
と点
を結ぶ線分に平行な直線の方程式は
を導く.
(4)の
より
・・・・・・(12)
(10)の両辺の共役な複素数をとる.
・・・・・・(13)
(12),(13)より
となり,(7)が得られる.
(7)を以下のように式変形をする(共役な複素数の基本式を参照).
は,複素数とその共役な複素数の差であるので,純虚数になる.よって,(3)の一般形になる.
点
を通り原点
と点
を結ぶ線分に垂直な直線の方程式は
・・・・・・(8)
を導く.
(5)の
より
・・・・・・(14)
(14)の両辺の共役な複素数をとる.
・・・・・・(15)
(14),(15)より
となり,(8)が得られる.
(8)を以下のように式変形をする(共役な複素数の基本式を参照).
は,複素数とその共役な複素数の和であるので,実数になる.よって,(2)の一般形になる.
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最終更新日: 2025年12月3日