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| 応用分野:曲線の長さ,定積分と面積,定積分の定義, |
原始関数で定積分を定義すると,定積分の意味することがらが理解しにくい.よって,和の極限としての定積分の定義を以下に示す.

となるで
個の小区間に分割し,
と定める.
の中で最大の値を
で表す.それぞれの区間
の中に任意の点
をとり,
となる値を
から
まで足し合わせた値(リーマン和と呼ぶ)
を考える. ここで,閉区間の分割数
の値を大きくしていく(
の値を小さくしていく)と,分割の仕方および
のとり方に関係なくある値
に収束するなら,式で示すと,
となるなら, は
で積分可能であるといい,
と表し, から
までの定積分という.
区間で
とすると,
の値は長方形の面積になり,分割を限りなく細かくしたときの長方形の面積の和,すなわち
は,関数
の曲線と
軸で挟まれた領域で,区間
の面積を表す(定積分と面積を参照のこと).
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最終更新日: 2025年4月27日