微分方程式
dy dx =f( y x )
を同次形という.この方程式の右辺は y x の関数である.
dy dx =f( y x ) ・・・・・・(1)
y x =v すなわち y=xv とすると(1)式は
d dx (xv)=f( v ) ・・・・・・(2)
d dx ( xv ) は積の微分より
d dx ( xv )=( d dx x )v+x dv dx =v+x dv dx
となり,(2)式は次のようになる.
v+x dv dx =f( v )
よって
x dv dx =f( v )−v
この式は変数分離形であるので,次のように変数を分離すると
1 f( v )−v dv= 1 x dx
となる.両辺を積分した後, v= y x を代入すると一般解を求めることができる.
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学生スタッフ作成 最終更新日: 2023年6月9日
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