2変数関数の極値の証明 (3)
条件のもとで,が点で極値をとるとする.このときまたは
ならば,次式を満たす定数
が存在する.
■証明
点
で、関数
が、極値を持てば明らかに
・・・・・・(1)
でなければならない.今の場合は付帯条件
があるから,
条件より
であるから,
は
の陰関数である.
ここでで定まる陰関数を
として,
へ代入して
となる.この両辺を
で微分すれば,(1)より
で
・・・・・・(2)
他方
についても同じく両辺を
で微分して,
・・・・・・(3)
ここで(2),(3)から,
これを書き直して,
とおけば,
よって,
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最終更新日:
2018年3月9日
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