( cos −1 x ) ′ =− 1 1− x 2
y= cos −1 x とすると,アークコサイン(逆余弦関数)の定義より, x=cosy と書きかえることができる.
さらに, cosy をサイン(正弦)を使って書き換えると(ここを参照).
x =cosy =sin( π 2 −y )
となる.この関係式をアークサイン(逆正弦関数)を使って書き直すと
sin −1 x= π 2 −y
となる. y = cos − 1 x であるので
sin −1 x= π 2 − cos −1 x
よって,
cos − 1 x = − sin − 1 x + π 2
となる.すなわち, cos − 1 x は sin − 1 x を用いて表すことができる. この関係を用いると
( sin −1 x ) ′ = 1 1− x 2 (ここを参照)
より
となる.
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最終更新日: 2023年6月7日
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