|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
行列式の性質を利用して,ある行,またはある列の成分をできるだけ0にする.
その後,0である成分の多い行,または列で余因子展開する.
|4018120421600412|
2列目の3行目の成分以外を0にするために,行列式の計算則を用いて,2行+3行×(-2),4行+3行×(-4)の計算をする.
=|4018−30−1242160−80−232|
2列目で余因子展開をする.
=(−1)3+2|418−3−124−8−232|
行列式を簡単にするために,行列式の計算則を用いて3行+2行×(-2),の計算をする.
=(−1)|418−3−124−21−6|
2列目の1行目の成分以外を0にするために,行列式の計算則を用いて2行+1行×12,3行+1行×(-1)の計算をする.
=(−1)|418450100−60−14|
2列目で余因子展開をする.
=(−1)×(−1)1+2|45100−6−14|
行列式の行と列の特徴を見ると,1行目の成分が5の倍数,2行目の成分が2の倍数になっている.よって, 定数倍の性質を用いて1行目から5を,2行目から2をくくりだす
=5×2|920−3−7|
行列式の行と列の特徴を見ると,1列目の成分が3の倍数になっている.よって定数倍の性質を用いて1列目から3をくくりだす.
=10×3|320−1−7|
=30{3×(−7)−20×(−1)}
=−30
ホーム>>カテゴリー分類>>行列>>線形代数>>行列式の計算手順2
最終更新日: 2023年2月8日