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共分散とは,2つの変量が平均からのずれ(偏差)に注目したとき,2つの変量が同じ向きに変化するか,反対向きに変化するかを表す量である.変量 と変量 の対なっている 個のデータ , , , の と の 平均値を , と の 平均値を とすると共分散 は
によって求められる.
備考:高校では,共分散についても,今あるデータから求めた値であることを表し,母集団全体の量と区別しやすくするために, ではなく を用いることがある.
解説で使用するデータを下の表に示す.図はデータの散布図(各データに対応する点を描き,点の左下にデータの番号が表示されている)に. の点を追加し,この点から 軸, 軸に平行な直線を点線で描いている.さらに,各点から の点から伸びている直線に垂線を下し,直線との交点の右下には交点名が表示されている.
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以下に表を使った共分散の計算を示す.
の絶対値は,点 ,点 ,点 ,点 を結んだ長方形の面積になり,データが図の赤色の領域にあれば正の値,青色の領域にあれば負の値になる.この場合,共分散は約4.33 となった.
共分散の値が
正のとき,データは赤い領域に多く存在することになり,2つの変量が同じ向きに変化する.
負のとき,データは青い領域に多く存在することになり,2つの変量が反対向きに変化する.
傾向がある.
10個のデータ点をドラッグして動かしてください.データの値の変化に応じて変量 の分散 ,変量 の分散 ,共分散 ,相関係数 が変化する.
最終更新日:2026年3月14日