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2つの関数 f(x)f(x) とg(x)g(x) がある.そして, f(x)f(x) の値域がg(x)g(x) の定義域に含まれているとする.
変数xx は関数f(x)f(x) によってyy に対応すると
y=f(x)y=f(x) ・・・・・・(1)
と表される.
今度は,yy を変数と考える.この変数yy は関数g(y)g(y) によってzz に対応すると(変数がxx からyy にかえているのでg(y)g(y) と表していることに注意すること)
z=g(y)z=g(y) ・・・・・・(2)
と表される.
(2)の変数yy のかわりに(1)よりf(x)f(x) を用いると
z=g(f(x))z=g(f(x))
と表される.すなわち,変数xx は関数ff につづいて関数gg を機能させることによりzz に対応する.よってg(f(x))g(f(x)) を1つの関数とみなせる.この関数を合成関数といい,
(g∘f)(x)(g∘f)(x)
と表す.
この合成関数の概念を図で表すと下図のようになる.
b=f(a)c=g(b)}⇒c=g(f(a)) ,あるいは,(g∘f)(a)
合成写像を参照のこと
最終更新日 2023年4月18日