剰余定理
整式
を で割ったときの余りをとすると
となる.余りは除数よりも次数が低くなるので, は を含まない.
言い換えると,整式をで割ったときの余りはと等しくなる.
■解説
整式を で割ったときの商を,余りを とすると
と表すことができる.この整式の に を代入すると,
となり,剰余定理が導かれる.
具体的な例で確かめて見よう.
をで割ったときの商と余りを求めてみる.
商:,余り: となりました.
一方,
となり,剰余の定理通りになっていることが確かめられました.
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最終更新日:
2023年7月14日